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【福岡 初日の出 登山】初心者でも気軽 三日月山&立花山

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こんにちは。
今年の元旦に「初日の出登山」に行ってきました。
簡単な備忘録です。

「初日の出」と「ご来光」の違いは?

ふと違いが気になったので調べてみたところ、今回見たのは「初日の出」であり、「ご来光」でもありました。

「初日の出」

元日の朝に登って来る太陽のことを表す言葉。
どこから見ても元日に見た日の出であれば「初日の出」ということができます。

「ご来光」

山から見ることができる日の出のことを表す言葉。
山が高ければ高いほど早く日の出を拝むことができるため、その分ご利益も大きいとされています。
「ご来光」を見るのは必ずしも元日ではありません。

三日月山、立花山

三日月~立花山遊歩道は、総延長4km程度。

三日月山(みかづきやま)

標高:272m
福岡市と久山町の市町境にあり、くすの木の原生林は国の特別天然記念物。

立花山(たちばなやま)

標高:367.1m
福岡市、久山町、新宮町の市町境にあり、こちらも、くすの木の原生林は国の特別天然記念物。
 

初日の出登山 山を決めた条件

  • 福岡市中心部から車で1時間以内くらい
  • 駐車場あり
  • 駐車場から車で10分以内にコンビニあり or 登山口付近にトイレあり
  • 駐車場待ちがなさそう
  • 駐車場が満車にならなそう
  • できれば、ガス火を使える(カップラーメンのお湯用)

宝満山に登りたかったですが、登山口までの道・バス、そして山が大混雑しそうなので宝満山は除外。
それ以外で、上記の条件で探しました。
条件に合いそうなのが、糸島市の可也山と三日月山で、三日月山にしました。
可也山は火気厳禁。
三日月山は、福岡市(東区)のホームページでダウンロードできる「立花山・三日月山登山マップ」に、「火の取扱いには十分に注意しましょう」とあったので、OKのようでした。

初日の出登山 登山ルート

まず立花山で夜景を見て、その後三日月山で初日の出を見る予定でしたが、立花山山頂には寄らずに三日月山へ登りました。

予定していたルート

立花山登山口駐車場~立花山山頂~三日月山山頂~立花山登山口

実際のルート

立花山登山口駐車場(6:00)~三日月山山頂(7:00)、初日の出(7:30)~立花山山頂(8:45)~立花山登山口駐車場(9:30)

初日の出登山 混雑状況や所要時間など

駐車場出発から駐車場に戻るまでを簡単にまとめました。

往路

立花山登山口立花山登山口

駐車場に6:00頃到着。
10台も駐まっていませんでしたが、車の中で準備をしていたら車がだんだんと増えてきました。
駐車場から登山口に向かう途中、トイレを見落としていて、だいぶ登ってからトイレに引き返したので時間をロス。

トイレは男性用x1、個室x1。きれいに清掃されています。
男性用は個室ではないので丸見え。ちょっとビックリしました。性別関係なく個室を使いそうですね。

登山道は序盤が急勾配、その後も結構きつくて、後ろの人に追い越してもらうことがしばしばでした。

途中、分岐点で休憩していると、列から外れて、別のルートに進むファミリーが。

ルートをよくわかっていなかったので、どっちがいいのかと友人と悩んでいたら、休憩していた人から「あっち(ファミリーが進んだ方)は三日月山、こっち(ほとんどの人が進んでいる方)は立花山」と教えてもらいました。

トイレで時間ロスしたこともあり、初日の出に遅れることを避けるため、三日月山方面へ進みました。
人が少なくて少し不安でしたが、迷うことはなかったです。
三日月山山頂への登山道は、登るというより、山道を歩く感じでした。

途中、三日月山山頂方面から来た人とすれ違い、「立花山行きましたか?多かったですか?三日月山は人が多いから立花山へ行こうと思って」と聞かれましたが、私たちは山頂へは行っていないので、「立花山へ登っている人は多かったです」と回答。
この人以外にも、三日月山から立花山へ急いで移動していると思われる人が数人いました。

三日月山山頂目前というところで、別のルートから登ってくる人の列が!!
人、人、人!!
立花山登山口よりも、三日月山登山口から登ってくる人の方が多いようでした。

三日月山山頂

そして、山頂は、満員御礼状態(7:00)
皆、結構早めに来るんですね。立花山に寄らずに三日月山へ来て正解でした。

2023年元旦 三日月山山頂三日月山山頂の様子

立って日の出をみることはできないと思い、山頂の斜面に座りました。
山頂でカップラーメンを食べる予定でしたが、お湯を沸かすスペースがなく、あと、地面がとても燃えやすそうな感じだったので、初日の出カップラーメンは断念。

30分ほど待って、ようやくご来光。
皆、スマホで撮影するのに必死でした。

晴れていたので、とてもきれいな初日の出でした。早起きする価値がありますね。
かなり眩しくて、ずっと見ていられないのでスマホ越しがちょうどよかったです。笑

2023年元旦 三日月山からの初日の出(ご来光)三日月山からの初日の出(ご来光)

復路

ご来光を10分ほど見て、立花山へ向かうことに。

大混雑でなかなか進みません・・・
でも、三日月山下山ルートと立花山方面の分岐まで来ると、ほとんどの人が三日月下山ルートへ下りていったので、そこからはサクサク歩けました。
途中、休憩所(丸太のベンチ)があったのでそこでカップラーメンを食べることに。
先客がタバコを吸っていたので悩みましたが、空腹だったので仕方なく・・。

しばらく休憩して、立花山山頂へ。
ルートは立て札があったのでわかりやすかったです。
最後の方はしっかり急勾配で、息が上がりました。
山頂に着いたのは8:30頃だったので、人は数組だけ。

2023年元旦 立花山山頂立花山山頂

少し休憩して、下山。
駐車場へ到着したのは9:30頃。
6:00に出発したので、結構長旅でした。歩いていたのは2時間半くらいかと思います。

初日の出登山 服装・装備

本格的な登山ウェアは持っていないので、普段ジョギングしている服装で行きました。

服装・装備

靴:ジョギングシューズ
下:冬のアウトドア用ズボン(ワークマンプラス)
上:速乾の長袖、ニット、厚手のパーカー、リュックの中にウルトラライトダウン
小物:モフモフのネックウォーマー、手袋、ヘッドライト(必須)

登り始めて割とすぐに暑くなり、ニットはリュックへしまい、パーカーは腰に巻きました。

山頂でご来光を待っている間は、ウルトラライトダウンも出して全部着込みました。
12月の極寒の期間と比べるとかなり暖かい方だったのではないかと思いますが、全部着込んでも寒かったです。
ズボンの下にタイツが必要でした。

当然ですが、山道は真っ暗なので、ライト必須です。
人が多いから、皆のライトで少し明るいかなと思っていましたが、そんなことはありませんでした。
1人1個必要です。
手が塞がらないように、身につけるタイプのライトがいいです。
山道は落ち葉等で結構滑りやすいです。実際、数回滑って転びそうになりました。
なので、手に持つタイプだと危ないです。

感想

立花山山頂からの下山中は足がちょっとプルプルしていましたが、三日月山も立花山も低山なので、宝満山のようなきつさはありませんでした。
初日の出(ご来光)のためだけなら、三日月山だけでOKなので、かなり楽かと思います。

今年は天気がよかったので、絶好の初日の出登山日和でした。
登ってよかったです。来年もどこかに登りたいと思います。