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退職・引っ越し・結婚した場合の国民年金、健康保険、失業手当など

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こんにちは。
少し前に、1ヶ月以内に、引っ越し・退職・結婚をしたので、手続きについてまとめました。

姓が変わる方は大変ですね・・・引っ越し・退職もあったので、めちゃくちゃ複雑でした。

結婚までの流れ

月の上旬に引っ越し(住民票移動)→中旬に退職→下旬に結婚→しばらく無職。
※会社への出勤は前月末で終わりで、その後有給休暇消化

この順番にした理由は下記の通り
✅退職後、姓を変えたい
→退職前に姓が変わると会社に連絡必要で、会社での手続きが発生してしまうので
✅退職日翌日から、引っ越し先の国民年金・国民健康保険に入るため
→退職後に住民票を移動すると、年金・国保に前の住所地でも入る手間が発生してしまう(多分)

退職前の引っ越しについても会社には連絡しないつもりでしたが、人事のAさんとの話の流れで話してしまいました。
Aさんから「健康保険などの関係で、退職前に処理をしてしまった方がよさそう」と言われ、住民票を移した日を連絡し、処理をしてもらいました。

引っ越し(住民票の移動)

引っ越し関連手続き

・賃貸部屋の退去連絡
・引っ越し業者予約
・不要品処分業者予約
・火災保険解約
・電気、ガス、水道、Wi-Fi 使用停止連絡
・郵便局への転居届(オンラインで完結)
・住所地への転出届(オンラインで完結)
・引っ越し先への転入届:これはオンライン不可でした

単身引っ越し業者、費用

単身で、九州から関東。
ファミリー向けの引っ越しはめちゃくちゃ高く、単身パックにすることに。

私の住所から、引っ越し先の住所に対応している単身パックは、ヤマトホームコンビニエンスの「私の引っ越し」のみでした。

利用した感想としては、とてもよかったです。
「専用ボックス1本+集荷 午前中指定」で、48,400円

単身引越 荷物の量

・120サイズくらいの段ボール 10箱
・キャリーケース大、中、小 各1
・昇降可能スタンディングデスク
・掛布団
・41リットルゴミ箱(中には洋服)
・ヨガマット
・小さな電気ストーブ
・IHヒーター
※洗濯機、冷蔵庫、ベッド、ソファなど大型家具家電は無し。
※荷造り用の段ボールは、クロネコマーケットで購入。

不要品処分

下記の5つの方法で処分しました。

①友人にあげる→掃除機やサーキュレーターなど
②ブックオフ→本
③エコリング→洋服や雑貨類など
④ジモティ→テーブルや電子レンジなど大きめの物
⑤くらしのマーケット(9,000円)→冷蔵庫、洗濯機、3つ折りマットレス(スプリングなし)

メルカリなどのフリマを利用すればもう少しお金にはなったと思いますが、今回はメルカリ出品する余裕がなく、今回はブックオフやエコリングを利用しました。

ジモティには、エコリングに持って行けない物を出品。
ジモティは引っ越しのたびに利用していますが、メルカリ同様、結構売れますね。
洗濯機や冷蔵庫もゼロ円で出品すれば引き取ってくれる人がいますが、今回は大型家具家電が古かった+スケジュールがタイトだったため、ジモティのドタキャンが怖く、くらしのマーケットで有料で回収してもらいました。

くらしのマーケットの不用品回収、よかったです。
事前にチャットでしっかりと料金のすり合わせをしておけば、当日追加料金はないかと思います。
当日の回収もあっという間でした。

マイナンバーカード 住所変更

住民票を移動させた時点では退職も結婚もしていなかったので、国民年金や国保への加入はなく、マイナンバーカードの住所変更だけしました。

失業手当(雇用保険)

給付制限なく受給

結婚前に会社から離職票が届きましたが、結婚して姓が変わってからハローワークへ行きました。
旧姓で手続きをしてしまうと、結婚後に姓と振込口座の変更が必要になるので結婚後に。

私は以下の条件に合致したので、3ヶ月の制限なく受給できました。

「結婚に伴う住所の変更」で通勤できなくなり退職した場合は「特定理由離職者」となり、3ヶ月の給付制限なく雇用保険を受給できます。
・離職理由コード:33
・離職理由例:正当な理由のある自己都合退職

ハローワーク認定日変更

ハローワークの認定日に海外旅行に行く予定があり、変更してもらえないか事前にハローワークに相談。

新婚旅行であれば、認定日の変更OKとのこと。
※結婚後、〇〇ヶ月以内(何ヶ月かは不明)などの制限はあるようですが、私は結婚後2ヶ月以内で、OKでした。

新婚旅行を理由に、認定日を変更してもらうには、
帰国日の翌営業日(ハローワークの)、住民票(婚姻日がわかるもの)と、ツアーであれば『ツアーの日程表』のような物の提出が必要
とのこと。

ツアーではなく全て自分たちで手配する と説明すると
入出国を確認するため、パスポートを持ってきてくださいと言われました。

ちなみに、住民票では婚姻日が確認できなかったため、婚姻届受理証明書を役所で取得し、パスポートと一緒にハローワークに持参。

この2つを提出し、認定日を変更してもらえました。

後日、前回の認定日~ハローワークに行った日の前日までの雇用保険が振り込まれました。

次の認定日は、後にズレることなくそのままでした。

扶養には入れない

無職になったので夫の扶養に入りたいところでしたが、雇用保険を受給している期間中は扶養には入れません。
(雇用保険の金額によっては、扶養に入ることもできます)

会社員 退職後の国民年金 免除申請も

退職後の手続き 無職で扶養に入らない場合

・退職日の翌日から14日以内に住所地で手続き
・会社から社会保険資格喪失証明書が届いた後に手続き
・無職になったので「失業等による特例免除」の申請ができる(審査あり)

私は退職後、姓が変わってから加入の手続きに行きました。

免除申請と審査結果

免除申請

「失業等による特例免除」の申請は、下記のいずれかの書類コピーが必要
・雇用保険被保険者離職票(会社から交付)
・雇用保険受給資格者証(ハローワークから交付)
・雇用保険受給資格通知(ハローワークから交付)

ハローワークで必要書類を受け取った後、免除申請に役場に行きました。

以前の住所地では、ハローワークの「雇用保険受給者初回説明会」の後にその場で免除申請ができたので楽でした。今回はそれがなく、残念。

審査結果

役場で免除申請後、1ヶ月以上して納付書が届きました。

結果は下記の通り。
・退職月:4分の1免除
・それ以外の月:4分の3免除

独身のときは全額免除でしたが、2人世帯なので全額免除にはなりませんでしたね。
(独身時代も今回も、私は前年所得あり)

ただ、配偶者の所得も私の所得も平均以下なので、平均的な所得以上のご夫婦の場合はもっと免除が少ないのではと思います。

国民年金 督促

突然「0570-550-987」から電話が。
調べてみると、㈱アイヴィジット(年金機構代理店)でした。

初回納付分の督促。

納付書が、初回納付分の期限が過ぎて届き、次の期限の分と一緒に納付したせいでした。

「◯月◯日付けで未納がある方にお電話しています」とのこと。
「納付済」と話すと、すぐに終わりました。

納付は、楽天ペイの請求書払いを利用しています。
どこにいてもサッと支払いができて楽ですね。

会社員 退職後の健康保険

退職後の手続き 無職で扶養に入らない場合

・退職後は、国民健康保険(国保)への加入 or 健康保険の任意継続
・国保:退職日の翌日から14日以内に住所地で手続き
・協会けんぽの任意継続:資格喪失日から20日以内に住所地を管轄する協会けんぽ支部へ書類提出
・会社から社会保険資格喪失証明書が届いた後に手続き

前述した通り、私は「特定理由離職者」に該当し保険料の軽減を受けられると調べていたので、国保にしました。

軽減の申請

「特定理由離職者」は、給与所得を30パーセントに換算し保険料の計算をしてもらえます。

軽減の申請は、下記のものが必要
・保険証
・雇用保険受給資格者証、または、雇用保険受給資格通知

雇用保険受給資格者証に記載される「離職理由」のコード(数字)が、該当のものであれば軽減してもらえるようです。
私は「33」でした。

申請結果
役場で申請後、1ヶ月以上して、納付書が届きました。
見ても内容がよくわからなかったので、軽減されているのか役場に確認に行きました。
無事軽減されていました。

企業型確定拠出年金(企業型DC) 退職後

脱退したかったですが、私は「iDeCo運用指図者」なので脱退はできず、iDeCoへ移管しました。
(後述していますが、退職後「iDeCo加入者」から「運用指図者」になりました)

脱退要件を満たす人はなかなかいなさそうですね。脱退しにくい仕組みになっています。

移管方法
退職後に、移管先のiDeCo運営管理機関に連絡し、必要書類を提出すればOK。
企業型DCの販売会社への連絡は不要でした。

iDeCo(個人型確定拠出年金) 資格喪失

企業型DCのiDeCoへの移管について、移管先のiDeCo運営管理機関に問い合わせた際に、「国民年金の免除申請しますか?」と聞かれ、「はい」と答えたところ、「iDeCoの資格喪失の手続きをしてください」と言われました。

国民年金の保険料納付を免除(全額・一部)されている人は、iDeCoへの掛金拠出ができない
とのこと。

これは知らなかった。
というか、iDeCoについては何も調べてなかった笑

手続き用の書類が送られてきて、必要書類を返送し、「加入者」から「運用指図者」になりました。

iDeCoは、掛金拠出していなくても手数料が毎月かかるのでせつない泣
新NISAができてiDeCoが不要になったので、余計に手数料が無駄な出費に思えます。

※ただ、私はiDeCo脱退の条件を満たしているので脱退する予定です。
企業型DCのデータが完全にiDeCo運営管理機関に反映するまでは脱退の申請ができないとのことで、現在、反映待ち。
企業型DCの移管が完了しても、データが反映されたわけではないらしく、移管申込から半年ほどかかるそう。
無駄にお金が拘束されますね。なぜ・・。

姓・住所変更

以下の登録を変更しました。
・マイナンバーカード
・免許証
・パスポート
・銀行口座
・引き落とし口座の名義
・証券口座
・iDeCo
・クレジットカード
・マイルカード
・ショッピングサイト

持っているクレカや銀行口座などは少ない方だと思いますが、全て変更完了するまでかなり時間がかかりました!

特にやきもきしたのが、パスポート。
結婚後すぐに海外旅行のフライトの予約をしたかったのですが、新しいパスポートを受け取るまでに2週間かかりました・・。
住所地と本籍地が同じであればもう少し早かったようですが、本籍地が別の町だったため余計に時間がかかりました。
ただ、それにしても、あまりにも住所地での進行具合が遅すぎたので、電話して早めてもらいました。
申請の書類を紛失されたのではないかと思うくらい遅かった・・。

退職・引っ越し・結婚後の手続き まとめ

社会保険、国民年金、国保については、知らないと損をする(?)ことが多いですね!

制度がどんどん新しくなっていくとはいえ、義務教育で少しは教えてほしいものです・・。

私は独身時代に2回転職して、2回とも再就職までに空白期間があったので、いろいろと調べて手続きしていましたが、「結婚に伴う住所の変更で退職」となると、また違いますね。

今回の手続きで初めて知ったことは以下の通り
・雇用保険:結婚のための転居が理由で退職した場合は、3ヶ月の給付制限なしで受給できる
・国民健康保険:「特定理由離職者」(結婚のための転居が理由で退職した場合等)は、税の軽減を受けることができる
・国民年金:配偶者がいると全額免除してもらえない場合がある

社会保険、国保、国民年金、姓・住所変更・・・と手続き盛りだくさんでめちゃくちゃ大変だったので、2度目はないといいな・・と思っています。

この投稿が、同じような状況になった方の参考になれば嬉しいです(^^)