モンゴル旅行を予定されている方、以下のことで悩んでいませんか?
「夏のモンゴルは朝晩冷えるみたいだけど、どんな服装がいいんだろう」
「ゲルに泊まりたいけど、何か特別な準備が必要かな?」
そこで本記事では、実際に2025年のお盆期間にモンゴル旅行をしてきた筆者が、「これ必要だった!」と後悔した物を含め、服装と持ち物についてまとめています。
夏のモンゴル旅行の参考にしてくださいね。
モンゴル旅行 スケジュール
フライト
成田 ⇔ ウランバートル(新ウランバートル国際空港(チンギス・ハーン国際空港))
- 往路:8/10(日) 16:30 発 → 20:55 着(ユナイテッド航空)
- 復路:8/16(土) 07:00 発 → 12:55 着(MIATモンゴル航空)
- 復路航空券購入サイト:Trip.com
現地でのスケジュール
移動日(フライト)を含めて、合計6泊7日のスケジュールでした。
テレルジにてゲルに2泊 8/10~8/12
- 遊牧民家庭 訪問
- テレルジ観光
- 宿泊したゲル
My Mongolia Eco Ger Camp

ウランバートル4泊 8/12~8/16
- ウランバートル近郊観光
- 宿泊したホテル
Tanan Center Serviced Apartments
8月(夏)のモンゴル おすすめの服装
8月中旬のモンゴル 適切な服装は?
8月中旬のウランバートル・テレルジでは、以下の服装がおすすめです。
- 日中は、日本の夏と同じでOK
- 朝晩のウランバートル:羽織もの必要(薄手2枚 ※寒がりでなければ、薄手1枚で十分かもしれません)
- 朝晩のテレルジ(ゲル):長袖数枚、パンツ2枚or厚手パンツ1枚
- 紫外線は1日中強いので、UV対策必須
- 排気ガス・砂ぼこりが気になる方はマスクがあると安心
日中は27℃まで上がる日もあり、日本の夏と同じように半袖で過ごせます。
しかし、朝晩は冷え込むため羽織ものが必要です。
私は寒がりなので、薄手のUVパーカ+ウィンドブレーカーの2枚重ねが必要でした。
夫は羽織もの1枚で十分だったようなので、ご自身の寒がり具合で調整してくださいね。
気温は日本の夏ほど高くありませんが、紫外線は1日中強いです。
外出時は、長袖・帽子・UV手袋・マスクで、完全防備していました。
「日の出が5時半頃・日の入りが20時過ぎ頃」で、日本の夏より日が長く、紫外線にさらされる時間が長いのでご注意ください。
日傘も携帯していましたが、風が強いことが多くあまり使いませんでした。
ウランバートルの中心部は車が多く、排気ガスが気になるのでマスクをしている方が心地よかったです。
また、工事中の歩道が多く、ゴミゴミしがちです。
あと、テレルジの亀石エリアは砂埃がひどかったので、サングラスも。
【体験談】実際に着ていた服装
外出時
ウランバートル・テレルジで、外で着ていた服装は以下の通りです。
- 速乾Tシャツ
- UVパーカ(ワークマンの防虫パーカ or ユニクロ)
- 朝晩は、ウィンドブレーカーも
- 春秋に着るような少し薄めのデニムパンツ
- 5本指靴下
- メッシュのランニングシューズ
- たれ付き帽子、UV手袋、マスク
日焼け対策で何かを羽織る場合は、薄手のものがおすすめです。
ウランバートルのバスは、車内がめちゃくちゃ暑いんです!
エアコンはついておらず、一部の窓を開けているだけ。混雑してくると息苦しさを感じるレベルです。
暑いから半袖になりたい…でも日差しが強いから脱ぎたくない…となっていました。なので、薄めの羽織ものがいいです。
私は、ワークマンの防虫パーカかユニクロのUVパーカを着ていましたが、ワークマンの方が薄くてよかったです。
ウランバートルのホテルの中
ウランバートルのホテルで着ていた服装は、以下の通りです。
- 上:エアリズムキャミソールor速乾Tシャツ
- 下:薄手のパジャマ(パンツ)※寝る時は、パンツなしで下着だけ
朝晩、外は冷えますが室内はとても暖かいです。
寝ていると夜中に暑くて起きるくらいです。途中、窓を開けて涼しい風を入れて、窓を閉めてまた寝ていました。
部屋が暖かい分、朝出かけようと建物から出ると「寒っ!」となります。
温度差に気をつけてくださいね。
テレルジのゲルの中(朝晩)
- 上:長袖Tシャツ+パーカ+防虫パーカ+(特に寒い朝は、さらにUVパーカを1枚)
- 下:薄手のパジャマ(パンツ)+デニムパンツ
ゲルで過ごす朝晩は、とても寒かったです。特に、朝。
夜は薪ストーブを焚いてくれるのでいいのですが、数時間後には薪がなくなり、朝はかなり寒いです。長袖4枚着ていました。
布団に入っている間は大丈夫なのですが、布団から出るととても寒いです。
あまりの寒さに「ゲルを暖めてもらえませんか?」とゲルのホストに朝からチャットを送り、ストーブを焚いてもらいました。
日中のゲルは、防寒の必要はありません。

【ゲル宿泊の注意点】靴は防水タイプがおすすめ
ゲルに泊まる場合、靴に注意が必要です。
1日だけですが夜に横殴りの大雨が降り、別棟のトイレに行く際、びしょ濡れになりました(傘はさしていましたが)。
ひどかったのが、靴。
地面が芝より丈が高い草&私の靴がメッシュ素材だったこともあり、中までびしょ濡れになってしまいました。
ウランバートルでも、街歩き中、にわか雨に合いました。
雨宿りができたのでよかったのですが、水を通しにくい靴を履いて行った方が無難かもしれません。
機内持ち込み手荷物
持ち込み手荷物は、リュックと小さめのショルダー(貴重品用)を持って行きました。
現地での持ち歩きバッグもこの2つです。
ガイドブック
持ち込み手荷物とは少し違いますが、「地球の歩き方」の電子書籍を。
今は旅行に関する情報はインターネットで何でも収集できますが、ガイドブックは情報がギュっとまとまってあるから便利ですよね。
入出国に関すること、空港、通貨、旅行中の注意点などを一気に確認できるのが嬉しいです。
しっかり読み込むと、モンゴル文化について理解が深まります。
現地のアクティビティで遊牧民家庭を訪問した際、英語でいろいろと説明をしてもらったのですが、地球の歩き方を読んでいたおかげで内容が入ってきやすかったです。私は英語を完全には聞き取れないので、事前の勉強が役に立ちました。
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貴重品
パスポート
残存有効期間は、滞在期間に加えて最低6ヶ月以上必要。
パスポートのコピー、パスポートサイズの写真2枚
パスポートの紛失・盗難時用です。
現金
夫と2人で、34,000円
空港で1万円、ウランバートルの銀行で1万円、両替しました。
銀行の方がほんの少しだけレートがよかったですが、気にするほどではありませんでした。
現金しか使えない場面は少なかったので、2万円で十分でした。最後の方は現金が余ったので、クレジットカード払いできる場面でも現金を使いました。
現金しか使えなかったのは、以下の通りです。
- テレルジのゲルの近くの小さな売店
- ウランバートルのバス(コンビニでバスカードを入手できなかったので)
- 配車アプリ(クレジットカードが使えたかもしれませんが、アプリにカードを登録したくなかったので現金を使いました)
- ホテルに依頼した空港へのシャトルサービス
※ゲルの宿泊費やアクティビティの支払いは、クレジットカードの場合は手数料分3%多く請求されたので、事前にちゃんと調べて現金を準備していてもよかったかもしれません。
クレジットカード
VISAブランドの楽天カードとエポスゴールドカードを持って行きました。
暗証番号の事前確認が必須です。
※夫のJCBカードをメインの支払い手段にしていましたが、JCBは使えないことが3度ほどありました。海外では「JCB OK」でも、JCBは使えないことがよくあるんですよね。
航空券(eチケットを出力したもの)
出力しなくても問題ないと思いますが、パッと見て情報が全部入ってくるので、あると結構便利です。
海外旅行保険証(必要な場合)
私はのオンライン完結型の「ネットde保険@とらべる」(三井住友海上)で加入したので、紙の保険証はありませんでした。
通信関連
携帯電話(スマートフォン)、ネックストラップ、イヤホン
海外では、スマホのネックストラップを使っています。盗難・紛失・落下防止です。首にかけていると安心感あります。
LCC利用の場合、イヤホンの貸し出しがない場合もあるので、必要な方は持って行きましょう。
なお、現地でSIMカードを買う場合は、スマホの言語設定を英語にしておくとお店の人がわかりやすいかと思います。
モンゴル旅行SIM(eSIM)
SIMカードではなく、eSIMを使いました。
現地空港での購入は「それほど安くない&時間によっては並ぶ」という情報をインターネットで見たのと、現地到着が夜でSIMカード店が開いているか少し不安があったので、日本で準備しました。
「【Almond eSIM】7日間15GB・現地番号付き・2,180円」をAmazonで購入。
現地での電波は問題ありませんでした。
現地空港に、UNITELのSIMカードの自動販売機らしきものがありました。
これなら24時間購入できると思うのですが、私が空港にいる間は利用者がいませんでした。
自動販売機はあったが「使えなかった」という情報がインターネット上にあるので、この自動販売機をあてにはしない方がよさそうですね。

モバイルバッテリー
預けることができないので、持ち込みです。
(機内持込みできないモバイルバッテリーもありますので、航空会社に要確認)
私が海外旅行に持って行っているモバイルバッテリーはこちら。
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以前、5,000mAhのモバイルバッテリーだと足らないことがありましたが、このバッテリーで容量が足らなかったことはありません。10,000mAhあれば十分のようです。
容量は大きいけどあまりかさばらないので、とてもいいです。
コンセント変換プラグ・充電ケーブル
モンゴルのコンセントは「B3/B/Cの3タイプ」。
日本のコンセントは「タイプA」なので、変換プラグが必要です。
全世界対応のマルチ変換プラグを持って行きました。
このプラグに直接充電ケーブルをさせるのでUSB充電器は不要です。
充電ケーブルは、スマホ用とモバイルバッテリー用で2本です。
ゲルもホテルも、マルチ対応コンセントがあり、日本のタイプAを直接差し込むことができました。
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その他機内グッズ
防寒対策
機内は寒いことが多いので、防寒対策が必要です。
私は薄手のパーカを着て搭乗し、さらに以下のものを持ち込みました。
- パーカ
- アームウォーマー
- レッグウォーマー
- フェイスタオル
フェイスタオルは、マフラー代わりです。
タオルの方が肌触りが心地いいので、機内で寒い時はフェイスタオルを首に巻いています。
乗り継ぎの際、顔を洗う時などにも使えるので、1枚あると便利。
往路(ユナイテッド航空)の機内では、ブランケットとパーカで十分でした。
往路がそれほど冷えなかったので、復路(MIATモンゴル航空)の持ち込み手荷物からレッグウォーマーを抜いてしまい、大後悔。足が寒くて仕方なかったので、アームウォーマーを無理やりレッグウォーマーにしました。
空のペットボトル or 水筒
空港の保安検査後の搭乗エリアで、お水を汲む用です。
保安検査後のお店でお水を買うと、高額なので。
ほとんどの空港で給水器があるので助かります。
(2023年に行ったモルディブ マレのヴェラナ国際空港では、保安検査前も後も給水器を見つけきれませんでした)
普通の水筒はペットボトルよりも水漏れが気になるのと、ペットボトルよりかさばるので、私はいつも空のペットボトルを持って行っています。
LCC以外は機内でドリンクの提供がありますが、私は航空会社に関係なくお水を機内に持ち込んでいます。
また、LCC以外はフライトアテンダントさんにお願いすれば、水筒にお水を入れてもらえます。
機内でお願いする場合は、普通のペットボトルだと飲み口が狭くてお水を入れにくいかもしれませんね。
チンギスハーン国際空港でも、保安検査後ペットボトルに給水できました。

保安検査後
お湯が出る給水器もありました。
デンタルケア
歯ブラシ、歯磨き粉、フロス、歯磨きシート。
搭乗前や到着時に歯磨きする用です。
歯磨きシートは、年末年始のロングフライトに持って行った分の余りです。とりあえず持って行きましたが、今回は約5時間のフライトだったので必要ありませんでした。
※歯磨き粉も液体物に入るので、液体物として準備をして機内に持ち込む必要があります。
※液体物は100ml以下の個々の容器で、それらの容器を1ℓ以下のジッパー付き透明プラスチック袋(マチなしで、20㎝以下×20㎝以下)に入れる必要があります。
薬
酔い止め、下痢止め、胃薬、頭痛薬、葛根湯、のど飴、処方薬。
その他
腕時計
機内で、乗り継ぎ地や目的地の現地時間に合わせています。
普段は腕時計をしていませんが、旅行時はあった方が便利だと思います。特に海外では、スマホを見る回数を減らしたいので(盗難のリスクを減らすため)。
ボールペン
入出国カードなどの記入が必要な場合、あると便利です。
ティッシュ、ウェットティッシュ
機内食と一緒にウェットティッシュやナプキンが配られますが、ティッシュ類は手元にあると安心。
ビニール袋、ジップロック・輪ゴム
何かと役に立ちます。
食べきれなかった機内食のパンやスナック類を保管したりします。
食べ物
非常食としてミックスナッツとミニ羊羹を少し。
エコバッグ
機内では不要ですが、機内から出るときに、食べきれなかった機内食(パン等)や、脱いだ上着などを入れることがあります。とりあえず1つあると何かと便利です。
旅行先の国によってはコンビニやスーパーによってはレジ袋が配布されませんので、機内には持ち込まなくても、持参は必須ですね。
機内快適グッズ
マスク、耳栓、アイマスク、ネックピロー。
いつもはマスク以外はほとんど使わないのですが、今回は復路で窓側の人がずっとブラインドを上げていて眩しかったので、アイマスクを使いました。持って行ってよかったです。
その他
タオルハンカチ、汗拭きシート、手鏡、ハンドクリーム、フェイスクリーム、ピンセット、生理用ナプキン、ライナー。
預け手荷物
預け手荷物には、鍵付きのキャリーケースを使いました。
サイズ:3辺合計115cm、40L(拡張時46L)
帰りは拡張しました。
衣類 6泊7日分
枚数を書いていない物は1枚です。
- ワークマン 防虫パーカ
- ユニクロ UVパーカ 2枚
- デニムズボン 2本
- ユニクロ ジョガーパンツ
- リラックスできる薄手のズボン(パジャマ用)
- パジャマ用長袖 2本
- 半袖Tシャツ 4枚
- キャミソール 4枚
- ブラ 3枚
- ショーツ 5枚
- 靴下 5足
- タオルハンカチ 4枚
- 着圧ソックス
- ペチパンツ(生理になった時用)
スリッパ
ホテルでの室内履き用です。
部屋に入ったらすぐに靴を脱ぎたいので、海外旅行にスリッパは必須です。
海外のホテルは、「スリッパがない」 or 「あっても使い捨てではないし、きれいではない」ことが多いので、必ず持って行きます(高級ホテルはきれいなスリッパがあるかと思いますが)。
「スリッパ」と言っても、布製ではなく、ビニール系の物。
海外のバスルーム(主に東南アジア)は、シャワー・洗面台・トイレ一体型が多く、シャワーを浴びたあとは床がビショビショになることが多く、その状態でトイレに入ったりするために、布製のスリッパはNG。
水を通さない、ビニール系のスリッパがおすすめです。
私は、ダイソーで購入したスリッパを持って行きました。
ウランバートルのホテルは、バストイレ別だったので床はビショビショにはなりませんでした。よかったです。
ゲルは、別棟にシャワー室があったので、靴で利用。
今考えたら、シャワー室にも室内用スリッパを持って行けばよかったです。
ゲルの中は、スリッパで過ごしました。

シャワー室
日焼け対策・雨具
日焼け対策は、日本の夏と同じでOKです。
晴雨兼用折りたたみ傘
軽量でコンパクトな傘を常に携帯しています。
海外では日傘をさしている人はあまりいませんが、気にせずにさしています。
携帯しているので、突然の雨にも対応できます。
今回の滞在では、数回雨が降ったので雨用としても使いました。
日焼け止め
必須ですね。
たれ付き帽子
今回、外ではずっと帽子をかぶっていました。たれ付きだと安心感があります。
東南アジアなど暑いエリアだと、帽子は暑いのと髪がペタンコになるのが嫌で日傘がメインですが、モンゴルは気温がそれほど高くなく、帽子をかぶっていても暑さがあまり気にならなかったです。
UV手袋
スマホ操作できる、薄手のもの。
日中、外にいる時はずっと手袋をしていました。
指にフィットするけど暑苦しくなく、ずっとしていられます。
日常生活では100均のUV手袋も使っていますが、全然違いますね。
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ヤケーヌ(フェイスカバー)
馬やラクダに乗ることがあったら使うかもしれないと思い、持って行きました。
目尻まで隠れるスナップボタンのタイプを自転車に乗る際に愛用しています。
実際現地では馬やラクダに乗らなかったので、たれ付き帽子とマスクで十分でした。
「紫外線がすごく強いけど日傘をさせない」という場面では少し使いました。
ただ、ゲルに泊まる人のほとんどがアクティビティとして乗馬をするので、ヤケーヌがあるといいと思います。
私は、他のアクティビティを優先して乗馬はしませんでした。
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サングラス(UVカットメガネ)
海外旅行には、サングラスとして「JINS PC」を持って行きます。
今回は、日焼け対策というより砂埃対策に役立ちました。
レインコート
ダイソーのレインコートを持参しましたが、使いませんでした。
今考えたら、ゲルの滞在中に使えばよかったです。
別棟のトイレに行く際、横殴りの雨が降っていて、傘をさしてもびしょ濡れになったんです。レインコートも着ていくべきでした。
洗濯用品・バス用品
荷物を減らすためと、汚れ物をずっとそのままにしておくのが苦手なので、海外に行っても必ず数回は洗濯しています。
ランドリーサービスやコインランドリーの利用ができない・料金が高くて利用したくない場合は、手洗いします。
今回、ウランバートルのホテルは洗濯機付きだったので、思う存分洗濯できました。

ハンガー
ピンチハンガー、針金ハンガー2本。
ゲルでは、バスタオルとフェイスタオルがハンガーにかかって準備されていて、1人1本だけだったので、持参した針金ハンガーも使いました。
ウランバートルのホテルにはハンガーは数本あり、物干しラックもありましたが、それだけでは洗濯物を干すには不十分だったので、持参したハンガー類を使いました。
洗濯ネット
洗濯する時のために大2枚、中1枚、小1枚。
洗濯洗剤
粉末洗剤を数袋に小分けにして。
日本は軟水、モンゴルは硬水なので、日本の粉末洗剤は溶けにくいそうです。
でも、液体洗剤を持っていくのは液漏れが不安だし、現地で買うにしても大きなサイズしかなさそうだなあと思い、日本から持って行きました。
最初にお湯で溶かせばいいかと思っていましたが、部屋の洗濯機がお湯で洗うタイプだったので、そのまま使えました。
防水バッグ
手洗い洗濯ができる防水バッグ。
今回は洗濯機があったので洗濯には使いませんでしたが、手洗いしか選択肢がない旅先ではとても役に立ちます。
5Lサイズが、1日分を洗濯するのにちょうどいいです。
防水なので、液体系のお土産を入れて持ち帰る時にもとてもいいです◎
私はビールを買って持ち帰ることが多いので、重宝しています。
今回も缶ビールを持ち帰るのに使いました。
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シャンプー・リンス・石鹸
一応、サンプル品の小さな石鹸だけ持って行きました。
ゲルもホテルもアメニティはあったので使いませんでした。
いざとなれば、現地調達もできますね。
ゲルの近くにはコンビニやスーパーはありませんでしたが、ウランバートルはコンビニだらけなので買い物には苦労しません。
フェイスタオル
ゲルもホテルもタオル類があることは確認していましたが、念のため1枚だけ持って行きました。
滞在中は使いませんでしたが、缶ビールを巻いて持って帰るのに使いました。
身だしなみ系
スキンケア用品・化粧品
私は化粧はしないので、スキンケア用品だけ。
フェイスクリームの小さなものを、機内持ち込み手荷物と預け手荷物に1つずつ入れました。
メイク落とし
化粧はしませんが、日焼け止めを落とすために必要です。
ミルクタイプとシートタイプ。
復路のフライトの前にシャワーを浴びられない場合などは、シートタイプが活躍します。
櫛・ヘアケア・制汗剤
今使っているヘアケアの椿油は重いので、櫛と制汗剤だけ持って行きました。
爪切り・糸切りバサミ
爪が長いと落ち着かないので、1週間ほどの旅行には爪切りを持って行きます。
今回も滞在中に1度使いました。
ニッパー型のものは手荷物だと没収されるので、預け手荷物に。
クリッパー型のものは機内持ち込みも可能です。
糸切りバサミは、ハサミの代わりです。小さなハサミがないので糸切りバサミを。
ハサミはあると何かと役に立つことがあるので。
薬・食品・カトラリー類
薬
酔い止め、下痢止め、胃薬、頭痛薬、葛根湯、のど飴、処方薬。
機内には最低限を持ち込んで、残りは預け手荷物に入れました。
食べ物・コーヒー
- 非常食としてミックスナッツとミニ羊羹
- 朝飲むためのドリップコーヒー
ゲルもホテルも朝食が8時からとのことで、起床から朝食までだいぶ時間がありそうだなと思い、持って行きました。
ゲルではお湯を沸かせず、飲めませんでした(事前に問い合わせたら、電気ポットやカップがあると返信があったんですけどね。何もありませんでした)。 - 栄養補給に甘酒
旅行中はどうしても栄養が偏りがちですし、普段の生活より疲れることが多いので、栄養ドリンクとして甘酒を。
ウランバートルのホテルで毎朝飲んでいました。この濃縮タイプだとかさばらなくていいです。
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ビニール袋・ジップロック・輪ゴム・割り箸
割り箸は、カップラーメンなどをホテルで食べる時用です。
今回も現地スーパーで買ったカップラーメンを食べました。
ビニール袋は、何かと役に立ちます。
食べかけの物を保存したり、洗濯物を入れたり、外でゴミを入れたり。
今回は2度、外食で食べきれなかった残りをビニール袋(食品用)に入れてホテルに持ち帰りました。
モンゴルの飲食店は、1皿の量が多いんですよね。
ウランバートルに滞在中、夫が食中毒のような嘔吐下痢になり、あまり食べられなかったこともあり、2品注文すると2人では食べきれなくて残ってしまいました。
栓抜き
ホテルで瓶ビールを飲むためです。
モンゴルは缶ビールが多かったです。瓶も飲みましたが、栓抜きがいらないタイプでした。
年末年始に行ったポーランドが、瓶ビールが缶より安価で、栓抜きが必要なタイプが多かったです。
食器洗いスポンジ代わりのファイバークロス
ウランバートルのホテル用です。
キッチンがあるアパートメントタイプだったので、念のため持って行きました。
現地には食器用洗剤ときれいなスポンジがあったので、クロスは使いませんでした。
虫対策・消臭剤
虫除けスプレー
暑いエリアに旅する際は虫除けを持って行っています。
小さなミストタイプです。
モンゴルは涼しいからか、蚊が気になりませんでした。
なので、体に吹きかけるより、ゲルで虫に吹きかけることの方が多かったです。
ディート入りの蚊やノミ対策のミストですが、地面を這う虫にもかけていました。
ハッカスプレー
これも小さなミストタイプです。
虫対策 兼 消臭剤として持って行きました。
ゲルの布団や空間など、虫除けスプレーを使いたくない場所に吹きかけていました。
蜘蛛が多かったので、ハッカスプレーを持って行ってよかったです。
虫除け以外には、靴の中に消臭スプレーとして吹きかけていました。
ハッカスプレーは万能でいいですね。
かゆみ止め
虫さされ対策に。
現地では使いませんでした。
あると安心な日用品等
小さなライト
ゲル滞在中、夜トイレに行く時用です。
夜はゲルにライトがついているので、真っ暗闇ではないですが、持参のライトもあると足元が安心でした。
自宅にある場合は持って行くといいと思います。
自宅にない場合はスマホのライトで大丈夫だと思います。

別棟のトイレ・シャワー室
トイレットペーパー・ティッシュ・ウェットティッシュ
トイレットペーパー使いかけ1個、ポケットティッシュ3個、ウェットティッシュ2個。
(トイレットペーパーは、紐を通して首にかけられるようにして持って行きました)
海外ではトイレにトイレットペーパーがないことがよくあるので、水に溶けるティッシュかトイレットペーパーは必ず携帯しています。
モンゴルのようなトイレットペーパーを流せない国は、普通のティッシュでも大丈夫。
ゲルの共用トイレは、トイレットペーパーの補充が遅かったので、念のため持参したトイレットペーパーを毎回持って行っていました。
ウランバートルのホテルでは滞在途中でトイレットペーパーが足らなくなり、日本から持参した分を使いました。
ウランバートルのホテルは1週間に1度しか掃除がない部屋なので、滞在中の掃除はなし。しかしトイレットペーパーが1個しかなく、1個で4泊は絶対に足らないと思い、初日に追加を依頼。
翌日に追加をもらえましたが、とても小さなトイレットペーパー1個。
また追加を依頼するのが面倒で、2個なくなってからは自分たちのものを使いました。
長期滞在型のアパートメントタイプだったので、消耗品は備え付けのがなくなったら自分たちで補充するのが一般的なのかもしれませんね。
ホテルの建物に小さなスーパーがあり、トイレットペーパーがバラ売りされていたので、日本から持って行っていなければそれを買っていたと思います。
でも、日本のトイレットペーパーより硬いし値段も少し高いので、日本から持って行ってよかったです。
マスク
旅行日数分+予備2枚。
トイレの消臭剤
小林製薬の1滴消臭元。
小さくて旅行に持って行きやすいです。
自宅でも使用しています。
これまでいろいろな消臭剤を使いましたが、これが1番よくてリピートしています。
スプレーと違って音がしないので、オフィスなどトイレの近くに人がいる場所でこっそり使えますね。
消臭袋
使用済のトイレットペーパーを捨てるための袋です。
モンゴルのトイレでは、トイレットペーパーを流せません。
ウランバートルのホテルが、4泊中掃除が1度もないとわかっていて、使用済のトイレットペーパーがたまっていくなあと思い、持って行きました。
でも「トイレットペーパーを流さないで」と注意書きがなかったので、流しました。
なので消臭袋は使いませんでした。
空港のトイレでは「流さないで」の注意書きがあり、流せませんでした。
でも、ノミンデパートのトイレには、”Do not flush anything other than toilet paper.”(文章ははっきり覚えていないですが、”other than” は間違いないです)という内容の注意書きがあったので、流しました。
なので、もしかしたら、一部の建物は流せるのかな?と思い、ホテルには注意書きがなかったので流しました。
4泊中、詰まることはなかったのでよかったです。
生理用品・ライナー
夜用大きめ1個、多い日の昼用1個、軽い日用1個、ライナー2~3個/日
以前ベトナムで、予想していない生理が来て大変なことになりました。
それ以来、生理用品は必ず持って行っています。
とは言っても、来る予定はなかったので最低限です。
もし生理が来ても、1日しのげそうな量。
あとは現地で日本製ナプキンを買うつもりでした(海外製はベトナムで使った際、あまりよくなかったので…)。
ライナーは常に着用するので、2~3個/日です。
※普段は、ゆる布ナプキン派ですが、旅行の時は使い捨てに頼ってしまいます。
今回、帰国日に食中毒のような嘔吐下痢になりました。水下痢がひどかったので、念のためオムツ代わりとして夜用ナプキンをつけて帰りました。
必要だったアイテム
モンゴル6泊7日で、持って行けばよかったと思ったアイテムです。
濡れても中まで水がしみにくい靴
前述しましたが、ゲルに滞在中、土砂降りの中歩いて靴の中まで濡れてしまいました。
ゲルの中でキャリーケースを覆う大きな布や袋
ゲルは天井の一部や地面が外と繋がっていて、虫が結構います(つらかった…)。
なので、キャリーケースを開けたままにしておくと虫が入り込む可能性があります。
荷物の出し入れの度にキャリーを開け閉めするのが面倒で、開いたキャリーを覆える大きめの布やビニールがあればと思いました。
帰国後、キャリーの中身を片付けていたら、虫の死骸が。ゲルで地面やベッドを這っていた虫のようだったので、おそらくゲルで入ったのでしょう。
今考えたら、レインコートで覆っておけばよかったです…。

端の方は床が外の地面
厚手のパンツ(ゲル内のパジャマ用)
ゲルの朝晩は厚手のスウェットが必要なくらい寒かったです。
ただ、厚手のスウェットパンツ持って行くとかさばりますね。
ゲル2泊くらいなら、薄手のパジャマとデニムパンツの重ね着でしのげました。もっと長く滞在する場合は、厚手のものを持って行くことをおすすめします。
薄手・丈短めのパンツ(ホテル内のパジャマ用)
ウランバートルのホテルの中は暖かく、長いパンツだと薄手の生地でも暑かったです。
就寝中は特に、夜中暑すぎて一旦窓を開けるレベル。
ユニクロのリラコのようなパンツを持って行けばよかったです。
失敗しない夏のモンゴル旅行準備|服装&持ち物まとめ
8月中旬のモンゴル旅行は、日中は半袖で快適に過ごせる一方、朝晩やゲルでの滞在は想像以上に冷え込み、防寒対策が必須でした。薄手の羽織ものだけでは足りず、ウィンドブレーカーを重ね着するほど寒い日も。
また、にわか雨に合い折りたたみ傘が活躍。
埃や排気ガス対策にマスクもあってよかったです。
ウランバートルのホテルは快適でしたが、ゲルは「キャンプ」なので、不便なことと虫がたくさん。
虫が苦手な方はしっかり対策していくことをおすすめします。
この記事が、モンゴル旅行を計画している方の役に立てば嬉しいです。