ないものの、モンゴル旅行を計画中の方、こんなお悩みはありませんか?
「ウランバートルは、どのエリアに泊まれば便利かな?」
そこでこの記事では、2025年8月に実際にモンゴルを旅行した筆者が、ウランバートルで宿泊したおすすめのホテルを写真多めでレビューします。
設備や空港送迎の内容まで詳しく紹介していますので、ホテル選びの参考になれば嬉しいです。
ウランバートルで宿泊したホテルと選んだ理由
ウランバートルで宿泊したホテルはこちら:
Tanan Center Serviced Apartments
- 宿泊時期:2025年8月12日(火)から4泊
- 2人で 34,017円
- 予約:宿泊の5ヶ月前にBooking.com
にて
ホテルの検索時に絞った条件は以下の通りです。
- 部屋に冷蔵庫(ホテルで飲むビールを冷やすため)
- 禁煙ルーム
- 24時間対応フロント(チェックアウトが早朝だったため)
- シャワーブース付き(トイレが濡れないタイプ)
- 可動式のシャワーヘッド(レインシャワーのみは不便なので)
- 中心部から1km未満
- Booking.com
での評価が9.0以上
ウランバートルには東横インもあり、上記の条件を満たしていましたが、せっかくなのでより“現地感”を味わえるホテルに泊まりたいと思い、東横インは選びませんでした。
ただ、海外ではシングルルームが少ないため、1人旅でドミトリーを利用しない場合は東横インは非常にコスパが良いと思います。
アクセス・空港送迎サービス
Tanan Center Serviced Apartmentsは、ウランバートル中心部に位置しており、観光やビジネスの拠点として非常に便利です。
空港からは車で約40分。市内のメインストリート「ピースアベニュー」にも近く、主要な観光スポットへアクセスしやすい立地です。
空港送迎サービスは以下の通りでした。
- 片道2人で50USD
- 現金払いのみ
- 24時間対応
私は帰国時のみ利用しましたが、滞在中にBooking.comのチャットで依頼し、オフィスで支払いを行いました。
USDを持っていなかったため現地通貨で支払いましたが、手持ちが足りず銀行で両替することになったので、あらかじめ現金を用意しておくのがおすすめです。
英語でのコミュニケーションに不安がある場合でも、チャット経由でスムーズに対応してもらえるのは良いですね。
建物と周辺環境

Tanan Center Serviced Apartmentsは、一般的なホテルとは少し異なり、フロントにあたる部分が建物の2階にあるオフィス形式です。
宿泊フロアは同じ建物内にあり、レジデンス型の宿泊施設でした。
1階にはスーパーマーケット、カフェ、薬局が入っており、非常に便利です。
私が滞在した時はカフェが改装中でしたが、スーパーは毎朝8時頃から営業しており、食料品や日用品が一通り揃っていました。
さらに、徒歩圏内にコンビニ・ファストフード店・ローカル食堂などもあり、食事や買い物に困ることはありません。
観光や街歩きの拠点として、非常にバランスの取れたロケーションだと感じました。
客室
今回宿泊したのは、35㎡のアパートメントタイプの部屋。
キッチン、冷蔵庫、電子レンジ、ケトル、洗濯機などが備え付けられており、収納スペースも十分。
Wi-Fiの速度も問題なく、短期から長期滞在まで快適に過ごせる環境でした。
窓が大きく、日中は自然光が差し込む明るい空間です。
中心部にありながらも夜は騒がしくなく、落ち着いて眠れました。






シャワールームはトイレと別で、可動式シャワーヘッド付き。
シャワーの水圧は若干弱かったですが、お湯の温度は問題なく、毎日快適に利用できました。
(ホテル選びの際に“トイレが濡れないタイプ”を条件にして大正解でした!)
清掃も行き届いており、床にスーツケースを広げるのも気にならないほど。
滞在中は一度も不快な点がありませんでした。


朝食について
朝食について
今回、ホテルの朝食は利用しませんでした。
Tanan Center Serviced Apartmentsでは、同じ建物内のカフェ「Caffe bene」で朝食が提供されるようです。
もともとは朝食込みプランを予約していて、事前に朝食時間を問い合わせたところ、8時からとのこと。
しかし、チェックイン時に「カフェが改装中のため、現在は9時から提供」と言われ、9時は遅すぎると伝えたところ、朝食代を返金してもらえました(宿泊料金は現地払いだったので、その場で朝食代を差し引いた金額を支払いました)。
チェックアウトは朝食よりも早い時間でしたし、滞在中に夫が体調を崩してあまり食べられなかったこともあり、結果的に朝食なしで正解でした。
ウランバートル市内にはカフェやコンビニも多く、朝食なしプランの方が時間に縛られず自由に動けて良いと感じました。
宿泊して感じたメリット・デメリット
よかった点
-
- 清潔!
隅々まで掃除が行き届いていて、とても清潔でした。冷蔵庫や棚の中まで清潔で、全てがきれいに整っていました。この部屋にずっと住みたいと思うほど。これは本当によかったです。 - 生活に必要なものがほとんど揃っている
洗濯機だけでなく物干しラックもあり、洗濯物を干すときにとても役に立ちました。
食器も一通り揃っていて、コーヒーを飲んだり、テイクアウトした食べ物を食べたりできました。
洗濯洗剤はありませんでしたが、食器用洗剤とスポンジはありました。
- 清潔!

- 1階にスーパー・薬局があり、便利
前述しましたが、同じ建物にスーパーがあるのは本当に便利でした。水、ビールは重いので、買ってすぐに部屋に戻れるのはよかったです。近くにコンビニもありますが、スーパーの方が若干価格が安いようでした。
あと、夫が現地で嘔吐下痢になり風邪のような症状も出たので、薬局で風邪薬を買いました。 - スタッフさんの対応が丁寧
Booking.comのチャット返信も早く、対応が丁寧でした。英語での直接のコミュニケーションに不安がある私には、チャットでのやりとりがスムーズなのはとても助かりました。オフィスで直接話す時も、とてもフレンドリーで話しやすかったです。
気になった点
- 予約サイトには「24時間対応フロント」とあったが、完全な24時間対応ではなかった。
19時過ぎ頃、追加のトイレットペーパー・シャンプーをチャットで依頼すると、「営業時間は終わっているから明日対応する」と返信が来ました。
また、チェックアウトは、対面ではなくキッチンテーブルに鍵を置いておくだけでした。
「24時間対応」というのは、建物のエントランスにいる常駐の方のことなのかもしれません。 - トイレットペーパーが足らなかった。
部屋の掃除は1週間に1回ということで、滞在中は掃除なし。ですが、チェックイン時、トイレットペーパーが1個しか用意されていませんでした。
これでは5日間持たないと思い、追加をリクエスト。翌朝、追加はもらえましたが、かなり細いトイレットペーパーで、十分ではありませんでした。何度も追加を依頼するのも面倒で、結局2個では足らずに日本から持参していたトイレットペーパーを使いました。
長期滞在向けなので、足らない分は自分たちで購入すべきだったのかもしれません。
とはいえ、滞在全体としては非常に満足度が高く、「次回もまた泊まりたい」と思えるホテルでした。
まとめ|Tanan Center Serviced Apartmentsは快適でコスパの高い滞在先
ウランバートルのTanan Center Serviced Apartmentsは、立地の良さ・清潔さ・設備の充実度のバランスがとれた、とても快適なホテルでした。
スーパーや薬局が同じ建物にあり、観光の拠点としても抜群の立地。
英語が苦手でもBooking.comのチャットでやりとりできたのも安心ポイントです。
一方で、トイレットペーパー不足やフロント対応時間など、多少の不便さもありましたが、それを上回る快適さとコスパの良さを感じました。
ウランバートルで「清潔・便利・安心して泊まれるホテル」を探している方には、ぜひ候補に入れてほしい宿です。