その他 etc. PR

【胃カメラとバリウム どっちが楽?】胃カメラ 局部麻酔 鼻からの体験談

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは。
先日、会社の健康診断(人間ドック)で胃カメラを受けてきました。
体験談をまとめています。

結論、鎮静剤を使わないところでは受けない方がいい。精度云々は別にすると、バリウムの方がはるかにいい(楽)と思いました。
今回私は、泣きながら途中でやめてもらいました。

前提

前提として、私は痛みに非常に弱く、注射大嫌いです。我慢強くない人間の感想だとご承知おきください。痛みだけでなく、くすぐられる(こちょこちょ)のもすごく苦手です。
職場には、嫌だけど毎年局部麻酔だけで胃カメラを受けている という人がたくさんいます。

この投稿では、人間ドック側の皆さんを「スタッフさん」とさせていただきます。

私は今までバリウムしか受けたことがなったので、今年は胃カメラに申し込みました。
あと、バリウムは午後の仕事中にお手洗いに行くのがきついので。
職場には胃カメラを受ける人が普通にいるので、普通に大丈夫なものかと思い・・・。

受ける直前になって、寝せてもらえない(鎮静剤ではない)と知り、パニック。
毎年胃カメラを受けている人に詳細を聞くと、下記の通りでした・・。
・口から入れると嘔吐反射(オエッとなること)がひどいから鼻からにしている
・鼻が狭いとカメラが入らない。自分は右鼻には入らないからいつも左
・よだれ用の洗面器を顔の横に置いてくれる
・スタッフさんが体をさすってくれる
・カメラの映像を自分も見ながら行われる
・バリウムよりかなりきつい

私はもともと「オエッ」となりやすいので、口からは絶対無理。でも、鼻からカメラなんて、考えられない😱・・と思い、バリウムに変更しようとしましたが、「胃カメラは日時変更不可・キャンセル料が発生する場合がある」との記載が・・。会社負担だったので、変更は手続きがややこしそうだなと思い、腹をくくって胃カメラを受けることに。

胃カメラ 前日と当日朝

私は午前中の人間ドックだったので、下記のルールを厳守。
・前日:食事は21時まで。その後は水だけ
・当日:朝6時までは200㎖程度の水はOK
毎朝たっぷり水分を摂る習慣があるのでつらいです。年1回だから我慢ですが、朝の活動時間を減らすべくギリギリまで寝て、健康診断へ向かいました。

胃カメラ 当日

気分が悪い状態で人間ドックへ。
そして、人間ドックの最後に胃カメラへ。胃カメラの待ち時間が非常に長かったです。

胃カメラ 事前準備

小さな個室に案内され、椅子に座り、まずは「胃をきれいにするお薬です」という白濁した液体を飲みました。喉が渇いていたのでお薬でも液体が嬉しかったです笑
そしてスタッフさんからの説明と問診。
・胃カメラの経験はあるか
・薬や食べ物でアレルギーはあるか
・麻酔で気分が悪くなったことはないか
・口からと鼻からどちらがいいか
・気になる胃の症状はあるか など

毎日お酒を飲むせいか麻酔が効きにくいので、「麻酔で気分は悪くならないが、効きにくい」とアピール。→増やしてもらえない。
鼻からを希望。左は鼻の通りが悪い自覚があるので、右を希望。
テストで、口に麻酔→私の感覚では、ゼリーっぽい麻酔で、喉の手前に詰まっている感じで、めちゃくちゃ気持ち悪い・・。

麻酔は問題ないと確認し、右鼻へ麻酔。

しばらくして、カメラの予行練習なのか、棒と言うか管というか、細長いものを右鼻へ差し込まれる→痛い!!

1本目を抜かれ、2本目を差し込まれる→めちゃくちゃ痛い!!

だいぶ腰が引けていて、痛がっていたので、「鼻からは厳しいかもしれないので、口にも麻酔しておきますね」とのことで、再度口に麻酔。
「いや、口は絶対に無理」と心の中では思っていました・・。
この時点で、本当にやめたかったですが、ここまできてやめるのはさすがに社会人としてやばいかもしれない・・と思い、我慢。

スタッフさんから下記のことを言われ、本番へ。
・まずは鼻からやってみて、無理だったら口からしましょう
・目を閉じると、カメラが入る場所が狭くなる方がいらっしゃるので、目は開けてください
・体の力を抜いてください
・コロナの感染対策で、マスクを着用してもらっています
・唾液を飲み込むとむせやすいので、マスクをした状態で膿盆に吐いてください
・胃を膨らませて、げっぷを我慢していただくようなときもありますが、我慢できないときは言ってください

口の部分が少し開いたマスクを渡されました。
マスクしたまま唾液を吐くって・・と思いながらも言われるがままに・・。

胃カメラ 体験談

本番の個室にはビニールで完全防備した方々が・・。重々しい・・。
「無理にはしませんから、つらかったら言ってくださいね。鼻からが厳しそうだったので、麻酔増やしますね」と言われ、スタート。
スタッフさんがカメラをスタンバイ・・・
カメラ、太っ!!!!これ、無理でしょ!!!と心の中でパニックに。
逃げ出したかった・・・。

そして、どんどんカメラが入っていきます。怖すぎて目を閉じてしまいます。めちゃくちゃ痛いです。痛すぎて涙が出ます。
「目は開けてくださいね~。力抜いてくださいね~。鼻で呼吸してくださいね~。」と言われ、必死で目を見開きます。必死で鼻呼吸します。
でも、私があまりにもつらそうにしているので、スタッフさんが、「やめますか?」と心配してくださいます。
「あとどれくらいカメラを通しますか?」と聞くと、「一番痛いところは終わりました」とのこと。
それならここまでの我慢を無駄にしたくない と思い、「続けてください」と返事。

カメラが喉の近く来たところで、「喉を過ぎたらごっくんしてくださいね」(そんな感じの内容)と言われ、過ぎたところで、「はい、ごっくんしてください」と言われ、ごっくんと唾液を飲み込みます。
この辺りでは、痛さ以上に、気持ちの悪さがつらいです。

無事、胃に到達はしたようですが、とにかく、気持ち悪い・・!
喉の手前に何か詰まっている(唾液?)感じがすごく気持ち悪くて、それを吐くのも、マスクをしてるから気持ち悪い。
どうにかしようと唾液を吐きますが、全然楽にならない!
むせたら、カメラが体の中で暴れ回りそうで怖くて、下手に動けないし、でも苦しいし で、ずっと涙が流れます。
スタッフさんから「これから胃を膨らませていきますが、大丈夫ですか?(みたいな内容)」と聞かれ、あぁもうこれ以上は無理だ・・この後どうなるのか怖い と思い、「きついです。やめてください」と泣きながら返事。
「お水も空気も全部抜きますね」と言われ、意識が朦朧としている中、カメラを抜いてもらいました。
そして、よだれを拭いてもらい、起き上がらせてもらいました。
「鏡を見て、きれいにしてくださいね」と言われ、自分でよだれ・涙を拭きました。
スタッフさんから「半分くらいしか診れなかったので、”異常なし”とは診断できませんが、診たところはきれいでした」と、写真を見せてもらい、とりあえずは安心しました。

「休憩必要ですよね?」と聞かれ、いや、もう早く終わって会社に行きたい と思い、「いえ、大丈夫です」と返事をして、完全終了。

カメラが体から抜けたら、解放された感じで本当に嬉しかったです。もう少し我慢したら全部診てもらえたのかもしれませんが、とにかく「この先どんだけつらいの?」と思うと、耐えられませんでした。

胃カメラ 終了後

会社で、健康診断担当の方に「会社でお金出してもらっているのに途中でやめてしまいました。すみません」と謝ると、その方(女性)も、「いや、私も初めてのとき涙ボロボロ流しながら受けて、その後しばらく胃がすごく痛かったから、その時に、もうあそこでは胃カメラ受けないと決めたよ」と言っていました。
その方は、途中でやめたいと言い出せなくて最後まで受けたらしいのですが、やめたいくらいつらいと思うのは私だけじゃないんだとわかって少し嬉しかったです。

私は途中でやめたからか、その後胃の痛みはありませんでしたが、鼻をかむと鼻血がしばらく出ていました・・。
こんなに体を痛めつける健康診断って・・・と思いました。健康診断の中ではマンモグラフィが1番つらいと思っていましたが、胃カメラはそれをはるかに超えました。

蛇足ですが、マンモグラフィはどうにもなりませんね。胃カメラはお金を払って鎮静剤ありのところで受けたらいいですが、マンモグラフィは健康診断でも病院でも、痛い・・。
40歳過ぎるとマンモグラフィが推奨されるので、受けないといけないですが、エコーに逃げてしまいます・・。目の前のことしか考えていないので、だめですね泣

胃カメラが麻酔ありでもあまりにもつらかったのに、「鼻からスイカ」と言われる出産って・・・と思い、改めて、母は偉大だと思いました(私は帝王切開で産まれましたが)。
感謝です。