こんにちは。
お盆休みにインドネシアの首都ジャカルタに旅行してきました。女性1人旅です。
旅行記を上げています。
この投稿では、航空券購入~準備~福岡出発~マニラ乗り継ぎ~ジャカルタ到着までをまとめています。
航空券 直前値下がり
8/11(金祝)出発の航空券を、8/9(水)朝、【Trip.com】で予約しました。
かなりギリギリ!!
(ゴールデンウイークのベトナムハノイ旅行の航空券も【Trip.com】で予約して、アプリの使い勝手は通知関連などがよかったので他社より少し高くてもTrip.comにしました。評価もいいので。)
お盆休みの海外行きチケットを探し始めたのが6月末頃。
価格が高くて心が折れていました。
ここに絶対に行きたい!という国はなかったので、下記の条件で安いチケットを探しました。
・行ったことがない
・女性1人でもそこまで危険じゃなさそう
・15日夕方頃までには帰国できそう(理想は14日には帰国)
探し始めた頃、マニラ行きを買う直前までいきましたが、台風が不安で断念。
フライト欠航・遅延はもちろん困りますが、それ以上に、滞在中「ホテルから出られない&停電」なんてことになったらせつないなぁと思い…。災害に巻き込まれる可能性も😱
なので、フィリピン以外で探すことに。
そうなると、次に安いのがインドネシアのジャカルタか、カンボジアのプノンペン。
同じ国でも、インドネシアのバリ島、カンボジアのシェムリアップ行きは高い。少し安いのはスルーバゲージ不可のフライトばかり。乗り継ぎ2〜3回とか。
お盆休み5日間だけだと厳しかったです。
スルーバゲージ不可でも、乗り継ぎ保証ありで乗り継ぎ時間4時間以上ならいいかなとは思い、シェムリアップ行きを出発10日ほど前にとろうとしましたが、とろうとしたときには1万ほど値上がりしてしまい、テンションが下がり、やめてしまいました。
その後も8/9まで価格を見ていましたが、ずっと値上がりし続け、値下がりすることはありませんでした。
一方、ジャカルタ行きは直前に値下がりしたので慌てて購入。
値下がりと行っても連休以外のときより高いですが💦世間の連休だから仕方ないです💦
ジャカルタはビジネスの街だから観光は何もないと知ってはいましたが😅
安いチケットありきで。
マニラでの乗り継ぎ時間も3〜4時間とちょうどよく、預け手荷物2個込みで、許容範囲内の価格でした(数ヶ月前に買えばもっと安いと思います)。
観光だけだと預け荷物2個もいらないですけどね。
(※マニラでの乗り継ぎ、余裕と思っていましたが実際はとんでもなかったです!!詳細は後に書きます)
最新版 インドネシア旅行 準備:入国関係、保険、通信
インドネシアの入国制限関係はザッと調べてチケットを取りましたが、チケット購入後大慌てで準備!
仕事があるので、準備できるのは朝と夜だけ。
ギリギリ過ぎました笑
私がした準備は下記の通り。
パスポートの確認
- 6ヶ月以上の残存期間、3ページ以上の空白ページが必要
- (入国には不要ですが、パスポートのコピーと、パスポート用写真予備を2枚準備)
e-VOA取得
外国人観光客がインドネシアに入国するにはVOA(Visa on Arrival 到着ビザ)と呼ばれる観光用のビザ取得が必要(2020年まではビザ不要でしたが現在は必要)。VOAは到着時に空港で取得することもできますが、事前にオンラインで申請・取得することもできます。オンラインで取得するVOAが、e-VOA。オンラインですが、紙での出力は必要。
e-VOA申請はバリ島到着の14日前から48時間前まで。
インドネシア政府移民局ビザ申請サイト( https://molina.imigrasi.go.id/ )にて、申請・取得。
VOAの取得費用は500,000ルピアですが、e-VOAはクレカ手数料が加算されて519,500ルピア。
e-VOA取得に必要なもの
- パスポート(顔写真が写っているデータ面)の画像データ:本来はスマホで撮影したものではなくスキャンをした鮮明なものでないといけないようですが、スマホで撮影したものでいけました。
- 顔写真データ:背景が白色の壁で、顔がはっきりわかる無帽の物で横4:縦6のサイズのもの。スマホで撮影したものでも大丈夫。私はパスポート用写真の余りをスマホで撮影しました。
- バリ島に渡航する飛行機の便名
- 宿泊ホテル名
実際にe-VOAで入国した感想
イミグレで、パスポート、e-VOA、eチケットを提出。スムーズに終わりました。
イミグレではVOA購入する人の方が多かったですが、受付の列もVOAの方が多かったので、待ち時間はそれほど長くなかったのではと思います。
イミグレ職員と揉めているような人もいませんでした。
ちょうど入国者が少なめの時間帯だったのかもしれませんが、これなら現地でのVOA購入でも問題なさそうです。
ただ、ネット検索すると、支払い方法が「インドネシアルピアとUSドルのみ」や「クレカもOK」などあり、どれが正しいのかよくわかりませんでした。大使館に確認するか、USドルを準備しておく必要があるかと思いました。
電子税関申告(e-CD)
入国時に行われる荷物の税関審査のための税関申告を、事前にe-CD公式サイト(https://ecd.beacukai.go.id/)で行いました。
現在は、手書きの申告書はなく、オンラインでの税関申告のみとなっています。
申請が受理されると、QRコードが表示されるので、それをスクショして保存しました。
電子税関申告(e-CD)に必要なもの
- パスポート
- 航空券(eチケットなど)
- 宿泊ホテル名・住所
海外旅行保険
保険には入らずにクレカで対応することにしました。
- 楽天プレミアムカードの自動付帯
- EPOSカードのゴールドカードの自動付帯(2023年10月からは利用付帯に改悪されます)
- 三井住友カード(ナンバーレス)の利用付帯→現地でタクシー代に利用するため、Grabへ登録
※保険金は、複数のカードを合算できる項目・できない項目がありますので、事前のカード会社のページで詳細をご確認ください。
インドネシアは物価が日本より安価、滞在は2泊だけということでクレカだけにしましたが、国や滞在期間によっては海外旅行保険に入ります。出発当日でも直前までオンラインで加入できます。
東南アジア SIM
旅行が決まっていない時点で、一応楽天で使用期限が長い東南アジア周遊SIMを買っておきました。
SIMについては次の投稿で詳しく書いていますが、「motog8」では繋がらず「AQUOS sense3 lite」で使用しました。
開通後、ジャカルタとマニラで使用しましたが、電波は問題なかったです!
(2024/11/25 04:06:05時点 楽天市場調べ-詳細)
レンタルWiFiはSIMより費用が高いし、重い・かさばるのが嫌なんですよね(でも、SIMより安心感があります)。
現地空港などでSIMカードを購入できますが、言語的な不安があるので海外に行くとは日本で準備しています。
あと、インドネシアはスマホに関して規制があり、現地のSIMカードを使用する場合には、スマホのIMEI登録が必要となります。これは滞在期間に関係なくのようです。
IMEI登録は、SIMを購入した空港の店舗や直営店でやってもらえます。
パスポートを提示して、数分ほど待てばすぐにスマホが使用できるようです。
現地でSIMを購入できる場所は、空港・SIMカードキャリアの直営店・街中の路面店やコンビニなど。
しかし、開通手続きができるのは空港や直営店のみなので、コンビニなどで購入したSIMは直営店に持って行って手続きをしてもらう必要があります。
開通手続き時にはスマホを英語表記にすると現地の人がわかりやすいかと思います。
開通手続きにはパスポートが必要です。
福岡空港 国際線ターミナル 待ち時間
今回のフライトは全てフィリピン航空(現地時間で記載)
往路 8/11(金祝)
・福岡15:30→マニラ ニノイ・アキノ国際空港T1 18:35
・マニラ ニノイ・アキノ国際空港T1 21:00→ジャカルタ スカルノハッタ国際空港T3 23:55
復路 8/14(月祝)
・ジャカルタT3 0:45→マニラT1 06:10
・マニラT1 09:45→福岡14:30
日本との時差
・フィリピン:1時間遅い
・インドネシア:2時間遅い
チケット購入時にTrip.comから「3時間前に空港に来てください」と案内がありました。
そんなに早く?と思ってフィリピン航空のHPを確認すると、3時間前にチェックインカウンターが開くとあったので、一応3時間くらい前を目指して行きました。
地下鉄駅から案内に従って、ターミナル間連絡バスのバス停へ。
12:14発に乗りました。
国際線からの人は多かったけど、国際線に行く人は少なめでした。
フィリピン航空のチェックインカウンターはD。
そして、Dの入口が3つ。
・優先搭乗
・エコノミー
・オンラインチェックインしたけど荷物を預ける人
搭乗3時間前の12:31着で、エコノミーには既に30人は並んでいました。皆さん、早い!!
12:30受付開始かと思っていたら、13:00からと案内が出ました。
ショック😱
待っている間、列の前にいた男性からマニラについていろいろ話を聞きました。
男性はマニラに彼女がいて、コロナ前は2ヶ月に1度はマニラに行っていたらしくフィリピンに詳しかったです。以前は別のフィリピン女性と結婚していたらしい。
男性曰く
・フィリピンはとにかく貧しい。
・地方の家は竹でできている。
・フィリピンのコンビニで1日働いても、日本の時給1時間分の給料。
・貧しくて歯医者に行けないから歯が抜けたままの人が多い。
・貧しくて病院に行けないから、日本でなら治るような病気でも治せない。その為寿命が短め。
・飲酒運転する。
・外国へ出稼ぎに行く女性が多い。飲み屋も多いが、アラブでのメイドが一番多い。
・料理がおいしい。特にチキン。魚は臭いから食べない。
・バギオのイチゴは酸っぱくておいしくない。
おしゃべりしているうちに案内通り13:00チェックイン受付開始。
スムーズに進み、すぐに保安検査場へ。
少し並びましたが、その後の出国審査もとてもスムーズで13:40過ぎには、搭乗ゲートエリアに入りました。
福岡空港 プライオリティパス KALラウンジへ
プライオリティパスで入れるKALラウンジへ。
搭乗ゲートエリア入口から左へ進み、すぐでした。セブンイレブンの手前。
先にセブンイレブン横の水飲み場で、水をペットボトルへ。海外旅行には空の水筒やペットボトル必携です。
その後KALラウンジへ入りましたが、トイレがないとのことでラウンジから出てトイレへ行き、ラウンジへ戻りました。
ラウンジ、想像よりかなり狭いです!
プライオリティパスを使うのは今回初めてで、これまではカード会員ラウンジのみでした。
カードラウンジを想像していたので、本当にビックリ。小部屋という感じでした。半分は席が埋まってたかな…。
中は受付と飲食担当スタッフさんの2人。
食べ物・飲み物をとっている最中、ずっと見られているのでなんだか取りづらかったです。
KALラウンジ 飲食物
・生ビール:ノーマル、黒
・その他ワインなどのアルコール
・ソフトドリンク
・カップラーメンミニサイズ、パン、お菓子類
・14:30前頃におにぎりが少し出てきました
生ビールは小さなジョッキだったので3杯飲みました笑
フィリピン航空 機内
私のフライトは15:30離陸予定で、14:45搭乗開始。
搭乗もスムーズ。
機内に入った瞬間、寒っっっ!てなりました。
でも、席にブランケットがありました!これは地味に嬉しいです。
私は69列で、だいぶ後ろの方。
小さなお子様が数人いて、1人泣き出すと他の子供が泣き始める感じ。暴れるから席も揺れてる笑。子供は後方席が一般的なんですかね。耳栓必要でした・・。
さらにはイヤホンなしでゲームか動画を見てる人がいてうるさかった…。
トイレの近くがよくて後方席をとったのですが、カオスでした(その後のフライトは後方席でも静かでした)。
15:25には飛行機が動き出しました。
満席だったらしいのですが、めちゃくちゃスムーズ。
フィリピン航空 日本発 機内食
16:10頃機内食の提供開始。
子供はライスかパスタ。
大人はチキンかポーク。
私はチキン。隣の人はポーク。
ポークは「御膳」風でお箸、チキンは一般的な機内食でした。
お米の表面部分がカピカピでしたが、そこを除けば普通においしかったです。
食事が全部配膳された後に温かいコーヒーと緑茶も回ってきたのでありがたかった。
ビールはハイネケンとアサヒスーパードライ。
私の席に来た時にはハイネケンだけで、ハイネケンを渡されました。
17時過ぎると、トイレに大行列!!!
トイレは後方に2ヶ所だけ。
トイレにこんなに並ぶ様子、初めて見ました。
真ん中にトイレがないのはきついですね。
ただ、トイレ2ヶ所の内片方はなぜかしばらく使われていなかったようで、そのせいもあって大混雑していたようです。
18:15頃までは常に列ができていました。行くタイミングが難しかった…。
↑
(ここまで日本時間)
マニラ ニノイ・アキノ国際空港 乗り継ぎ
(ここからはフィリピン時間)
↓
18:00頃ニノイ・アキノ国際空港ターミナル1に着陸。
予定は18:35だったので、早くてラッキー と余裕で乗り継ぎに進んでいると、Transfer deskがありました。
列の最後尾にスタッフさんがいたので、「ジャカルタに行きます」と言うと、ある方向を指さしてベラベラベラベラっと、「あっちだよ」という感じのことを教えてくれたので、そちらの方向へ。
進んでもよくわからなかったので、そこにいたスタッフさんにまた「ジャカルタに行きます」と言うと、「このロングラインだよ」と言われました。
血の気がひきました…。
人生で並んだことのない、ありえない長蛇の列でした。
(ディズニーランドなどで2時間待ちは普通、という方は平気かと思います)
これ乗り継ぎ間に合わないでしょ
と途方にくれました…
列の前の人が日本人だったので、一応、「ここは乗り継ぎの人が並ぶ列ですよね?」と聞いてみたら、その人たちも「そうみたいです…」と困惑。
しばらくすると、「羽田」、「シンガポール」とスタッフさんが列に向かって叫んでいます。
搭乗時間が迫っている人は優先してくれるみたいでした。少し安心。
並び始めて1時間もたたないうちに列は折り返してさらにとんでもない長さに。
私は折り返す直前に並んだので、まだマシな方だったと思います。
というかそうやって自分を慰めないと並んでいられない😭
1人なのでトイレに行けない、空港のWi-Fiは使いものにならない、でとてもツラかったです。
1時間40分ほど並んだところでゴールが見えてきましたが、優先の人たちが多く列が進まなくなりました…。
列の前に行ってわかったのですが、時間が迫っている人たちは「優先される」と言っても、前に行かせてもらえるだけであとは自分で列に割り込むスタイルでした笑
あと、車椅子の人もところどころで入ります。順番が回ってきたら車椅子から降りて普通に歩いている人結構いましたが。賄賂?
2時間でようやく荷物検査終了。
終わったと思ったら、「小さなハサミ持ってるだろ」とチェックされ、没収されました。航空券の提示を求められ、記録をとられたようでした。ブラックリストに入ったのでしょうか。
私は列の折り返しの直前に並んで2時間だったので、折り返しの列の人たちはもっとかかったと思います。2時間並んだのは人生初めてでした。
国のメインの空港で、乗り継ぎ客用の荷物検査の機械が1台!!
狂気の沙汰。
この乗り継ぎはご年配の方とか小さなお子様には厳しすぎる状況だと思いました。
スタッフの人数が他の空港より圧倒的に多いだけに余計に納得がいかない。なんでこんなにスタッフいるんだろって思うくらい。スタッフ同士で楽しくおしゃべりしてるし…。
もう2度とマニラ乗り継ぎはしないと心に決めました。
検査終わって、搭乗ゲートエリアに行くと、世界が変わったように急に暗い雰囲気。
トイレも汚くてもちろん便座に座れません。そして流れない。海外に行くとだいたい便座に座れないので足腰鍛えられます。
トイレの後、水汲み場で水を汲もうとすると、水が出ない。
他の水汲み場を探す時間はなく、急いで搭乗口へ。
航空券に書いてある搭乗開始時間ちょうどでしたが、乗客はほとんど乗り込んでる状態でした。
とりあえず間に合ってよかった!!
機内は寒かったですが、ブランケットはなく、枕がありました。何もないよりはよかったです。
搭乗後、あと2人乗客を待つとのことで40分ほど機内で待たされました。
人数が揃ったのかわかりませんが、21時頃救命具の説明が始まり、飛行機が動き始めました。
そこからが長くて、21:20離陸。
結局、機内で1時間待ちました。
フィリピン航空 マニラ発 機内食
離陸し、シートベルトサインが消えたら機内食の提供。
「ビーフなんとか」か、「フィッシュレモンバター」。
「ビーフなんとか」は何なのかは聞き取れませんでした。
フィッシュを選択。
ペットボトルのお水がついてました。空港でお水を汲めなかったので嬉しい。
フィッシュの見た目が唐揚げだったので、フライトアテンダントさんに、「Is this fish?」と聞いてしまいました笑
フィッシュと言われました。
食べたら、白身っぽいような脂身のような。
まずくはなかったですが、ブワッとした食感でした。
ご飯は少しオイリーでしたがピラフみたいな感じでおいしかった!
小鉢の野菜はからしやわさびみたいな鼻にツーンとくる辛さが強く、休み休み食べました。
皆さん普通にさっさと食べてしまっていて不思議。
しばらくすると、コーヒーとお茶が回ってきました。
マニラ行きが緑茶だったから、Teaをリクエストすると、OK, black.と言われたので、緑茶があるか尋ねたら、確認してくると言われ、しばらくたって、ティーバッグのお茶を持ってきてくれました!特別に淹れてもらって恐縮でしたがありがたかったです。
機内食のお供に必ずビールを飲むので、その後の温かい飲み物は嬉しい。
予定時刻より10分遅れでジャカルタへ到着。
入国審査(イミグレ)へ。
続きは次の投稿で書いています。
【2023年最新】【インドネシア旅行】ジャカルタ スカルノハッタ国際空港 ホテルや空港間移動 紹介